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ヤクルト・高津臣吾監督 初の2年連続日本一へ「みなさんと一緒につかみ取りたい」

2022年10月14日 23:02
ヤクルト・高津臣吾監督 初の2年連続日本一へ「みなさんと一緒につかみ取りたい」
ヤクルト・高津臣吾監督
プロ野球セ・リーグ クライマックスシリーズFinalステージ ヤクルト6-3阪神(14日、神宮球場)

逆転勝利で2年連続の日本シリーズ進出を決めたヤクルト。試合後、高津臣吾監督がインタビューに応じました。

初の2年連続日本一に向けて「全国で応援してくれている東京ヤクルトスワローズファンの皆さんと一緒につかみ取りたいと思います」と意気込みました。

▽以下、高津臣吾監督のインタビュー

「皆さん応援ありがとうございました」

――まずは監督の口から日本シリーズ出場決定の報告をお願いします。

「みなさんの応援ありまして、なんとか日本シリーズの挑戦権、日本一になる挑戦権を獲得しました。本当にありがとうございます」

――今シーズン2回目の胴上げは5回宙を舞いましたが、景色はどうでしたか?

「毎回高くなっていくので、外国人選手が中心となってすごく高く上げてくれるので怖いですね(笑)。でもすごくうれしいです」

――今日の試合は青柳晃洋投手を攻めあぐねている中で、7回の攻撃というのは監督はどう見ていましたか?

「なかなかチャンスもなく、連打もなく、フォアボールで出ることもすごく難しくいったんですけども、四死球を絡めてムネ(村上宗隆)が素晴らしい当たりを最後、打ってくれたので、持ってる男ですね。ナイスバッティングだったと思います」

――あの村上宗隆選手のヘッドスライディングにすべてが表れていたような感じがしたのですが、気迫はベンチから見ていてどう見えていましたか?

「ムネだけじゃなくベンチ一丸となってね、チーム一丸となって、お客さんの後押しもあって、あのイニング得点することができたと思いますし、でも素晴らしいヘッドスライディングだったと思いますね。何度もムネの話をしてしまいますけども、本当に全力でやっている姿そのものだったと思います」

――昨日、サイスニード選手のインタビューで中継ぎ陣の健闘を非常にたたえていたんですけども、監督から見て今シーズンの中継ぎ投手への評価はいかがでしょうか?

「リリーフ投手なので、毎日準備して、毎日仕事があって、毎日緊張して、すごく難しいポジションだったと思います。僕ももちろん経験があるんですけども、それを1年間耐え抜き、やり続けたリリーフピッチャーには感謝しています」

――日本シリーズ進出が決まりました。あの野村克也さんも成し得なかった二年連続の日本一に手が届くところまで来ていると思いますが、そこへの思いはいかがでしょうか?

「セ・リーグのチャンピオンとなってここで負けるわけにはいかないと、必ず日本シリーズに出たいと思っていました。選手の頑張りがすべてですけども、選手に日本シリーズに連れて行ってもらうと同時に、またあの素晴らしい緊張した、緊迫した、ハラハラドキドキした日本シリーズを経験させてあげられることは、僕自身もすごくうれしく思いますし、92年、93年以来の連覇をして、初の連続日本一を目指して頑張りたいと思います」

――この神宮球場で日本シリーズは始まります。残り4勝。ファンの皆さまに力強い意気込みをお願いします。

「終わったばっかりでなんとも言えないですけども、せっかくつかんだチャンスなので、絶対つかみ取りたいと思います。それは我々もちろんですけども、ファンのみなさん、全国で応援してくれている東京ヤクルトスワローズファンのみなさんと一緒につかみ取りたいと思います。みんなで一緒につかみに行きましょう」