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“BE SATUKI ★ ENJOY”カーリング女子史上初五輪で決勝進出の強さの裏に隠された大切な存在

2022年2月19日 18:02
“BE SATUKI ★ ENJOY”カーリング女子史上初五輪で決勝進出の強さの裏に隠された大切な存在
JDコーチからの“BE SATUKI ★ ENJOY”というメッセージが書かれた藤澤五月選手の手 (写真:日刊スポーツ/アフロ)
カーリング女子日本代表のロコ・ソラーレが18日、準決勝でスイスと対戦し8対6で勝利。カーリング史上初の五輪で決勝進出を決めました。

予選リーグ4位からの快進撃。ロコ・ソラーレの強さは、氷に立つ4人だけのものではないことが、試合後の取材からわかりました。

吉田夕梨花選手は「琴美ちゃん(リザーブの石崎琴美選手)を五輪メダリストにできたことが、私は何よりうれしい」とコメント。すると、ほかのチームメートから笑顔と拍手が起こりました。

夕梨花選手と石崎選手は肩を組み、ハグ。「(メダルを)提げて帰れるね」と史上初決勝進出への喜びをかみしめていました。

そして毎試合注目されるのが藤澤五月選手の手の甲に書かれているメッセージです。今回は、JDリンドコーチからの“BE SATUKI ★ ENJOY”という言葉でした。それについては、「『五月であれ』という意味。どういうふうにこの試合に入ろうか悩んでいた中で、JDコーチにこの言葉をもらって、コーチの偉大さというのを感じた」と振り返りました。

あす20日には決勝が控えています。石崎選手は「世界一のコミュニケーションを目指してやってくれれば結果はついてくるかなと思います」と氷に立つ4人への信頼を見せました。

また藤澤選手も「一つのショット、一つのコミュニケーションを大事にして、最後は納得して全員で胸張って試合を終われるように、笑顔で私たちらしい試合をしたい」と意気込みました。

リンク上での実力だけでなく、チーム内の活発なコミュニケーションと信頼が史上初の五輪で決勝進出へと導きました。決勝では、日本のチーム力のさらなる発揮に期待が集まります。
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