◇ラグビー日本代表合宿(13日、千葉・浦安 D-Park)

9月にフランスで開幕するラグビーW杯までおよそ3か月。前回大会では日本史上初のベスト8進出を果たし、日本中を歓喜に包んだラグビー日本代表が13日、千葉県浦安市内で行われている強化合宿の2日目の練習を公開しました。

報道陣に公開されたおよそ30分間の練習ではボールを使ったミニゲームやアタック練習を行いました。

中でも今合宿に特別な思いを持って挑んでいるのが、前回大会日本代表の松田力也選手。去年5月に負った左膝前十字靱帯断裂の重傷を乗り越え、およそ1年半ぶりに代表に復帰しました。

「けがをして何もできなかった時間もあって、この場に戻ってこられたというのがすごく嬉しいです。ラグビーができる幸せを感じながら日々過ごせたらなって思う。でもここからは幸せっていうだけではなくてしっかり勝ちという所もしっかりとやっていきたいです」とラグビーができる喜びをかみしめつつ、これから始まるサバイバルに向けて気が引き締まっている様子。

さらに、今合宿の自身のテーマを「まずは代表戦から1年以上離れていたので、まずチームのストラクチャーだったり、もう一度思い出すという事と他の選手とのコミュニケーションを大切にして、自分の存在をみんなに認めてもらえるように、信頼を得られるようにやっていきたいなって思ってます」と語りました。