バレーボール日本代表の高橋藍選手が28日、SVリーグ・サントリーサンバーズへの入団会見を行いました。

高橋選手は日本体育大学在学中の2021年から3シーズンにわたって世界最高峰リーグのイタリアでプレーしていましたが、来季は日本でのプレーを決断しました。

そんな高橋選手は移籍の理由について「世界一を目指しているクラブであること」をあげました。サントリーは昨年にクラブ世界選手権で日本史上最高の3位に輝いており、髙橋選手の加入でさらなる高みが期待されます。

また、もう一つの移籍を決断した理由について、サントリーでプレーする兄・塁選手の存在を明かしました。

すると会見中、その兄・塁選手からのビデオメッセージが流れ「高校生ぶりに一緒にプレーできること、プライベートでは一緒に飲みに行ったり、遊べること楽しみにしています」と高橋選手へコメント。これには高橋選手も思わず笑顔を見せました。

高橋選手と塁選手は「らんるい」というYouTubeチャンネルでも活動しており、28.5万人もの登録者がいる人気仲良し兄弟。

高橋選手は「サントリーに入団する前、決めるときもすごく相談しましたし、兄がいるというのもすごく背中を押されて心強いと思っているので、一緒に日本一、世界一を目指して頑張れたら」と話しました。

また、高橋選手と塁選手は同じポジションでプレー。「同じポジションとしてお互いを高めあいながら、刺激を受け合いながらやれたらいい」と語りました。

高橋選手はメダルが期待されるパリ五輪後にチームに合流する予定です。