◇フレンズオンアイス2022（8月26日～28日、KOSE新横浜スケートセンター）

フィギュアスケートのトリノ五輪金メダリスト・荒川静香さんがプロデュースするアイスショー「フレンズ・オン・アイス」開幕前日の25日、会場のKOSE新横浜スケートセンターで、公開リハーサルが行われました。

16回目の開催となる今年は、男子シングル宇野昌磨選手や、アイスダンス村元哉中選手・高橋大輔選手ら日本のトップスケーターに加え、近年は新型コロナウイルスの影響で来日できなかった海外のスケーターが、3年ぶりに出演します。

「みんなで集まることが出来て、以前の『フレンズ・オン・アイス』の雰囲気が、またかなった。海外スケーターの、ショーに出たかった思いを強く感じる。エネルギッシュに、皆さんに活力をお届けできたら」と、開催の喜びを語る主宰の荒川さん。

荒川さんはショー自体のプロデュースに加え、自身の新しいプログラムも披露。ミュージカル「ミス・サイゴン」から選曲し、今年現役を引退した宮原知子（出演3回目）さん、そしてトリノ五輪男子シングル銀メダルのステファン・ランビエールさん（同5回目）とコラボレーションします。

ソロパートでは、原作の「ミス・サイゴン」で、主人公の女性が、我が子への愛情を歌いあげるナンバー「I'd Give My Life For You」を力強く舞い、会場を沸かせました。

見所を聞かれると「『命をあげよう』という日本のタイトルの曲なんですが、母の目線で、強い決意を持って大事なものを守る。芯の強さを表現します」と、答えた荒川静香さん。

2児の母としての思いも込めて、滑ります。

「フレンズ・オン・アイス2022」は26日から28日までの3日間、全6公演が行われます。