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「野球人生の中でいい分岐点」巨人・戸郷翔征“真のエース”へ 大谷翔平ら1イニング3被弾から学んだ貴重経験

2025年3月25日 0:00
「野球人生の中でいい分岐点」巨人・戸郷翔征“真のエース”へ 大谷翔平ら1イニング3被弾から学んだ貴重経験
巨人・戸郷翔征投手(写真:AP/アフロ)
まもなく開幕するプロ野球。セ・リーグ連覇、そして日本一奪回に向けてペナントレースを迎える巨人戸郷翔征投手が今季への決意を口にしました。

21日、ロッテとのオープン戦では3イニングを投げ無失点。2年連続2度目のマウンドとなる開幕戦に向けて、順調な仕上がりできています。

「(仕上がりは)順調にきている」と本人も一言。「前回のドジャース戦もすごくいいこともありましたし、自分の中では良くないこともあったので、本当にシーズンじゃなくて良かったし、自分を見つめるいい機会にもなりました」と15日に行われたドジャース戦の経験が生きているといいます。

MLB開幕戦のため、来日したドジャースと15日プレシーズンゲームを行った巨人。戸郷投手は先発投手としてマウンドに上がるも、大谷翔平選手にホームランを打たれるなど、自身初の1イニング3被弾で6回5失点。ワールドチャンピオンの実力を肌で感じました。

「(ドジャースと対戦して)力の差をすごく感じました。バッターの一球を捉えるパワーも規格外でしたし、コンタクト率も高い。あの球を一球であそこまで飛ばしてしまう大谷選手のすごさを感じましたし、今まで対戦したことがなかったのでいい体験になりましたし、僕の野球人生の中でいい分岐点になりました」と振り返りました。

それでもドジャース戦で手応えを感じたのが今シーズンから新たに取り組んでいる変化球のカットボールです。

「(カットボールが)本当にいいボールになってきている。(球筋が)まっすぐに近くて多少変化する。ただ、そればかり使っていても内容も変わってくると思うので、これが良くシーズンで出ればいい試合を作れる」とカットボール起用に自信をみなぎらせた様子。

昨季までチームを支えてきた菅野智之投手が抜けた巨人投手陣。“真のエース”として真価が問われる戸郷投手。「やっぱりリーグ連覇というのが懸かっていますし、日本一も遠ざかっているので日本一への思いは強い。(自分は)過去に最多勝タイトルも取ったことがないですし、沢村賞もとったことがないので、沢村賞というのを目標としています。何かを変えなければ沢村賞が取れないと思うので、そこは意識しながらやっていきたい」と決意を新たにしました。

(3月24日放送のCS日テレジータス『超ジャイアンツ』を再構成)
最終更新日:2025年3月25日 0:00
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