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駒澤・大八木総監督「一歩引いて見てますよ(笑)」選手たちは「変わったことはほとんどない」箱根駅伝2連覇へ 

2023年12月25日 11:15
駒澤・大八木総監督「一歩引いて見てますよ(笑)」選手たちは「変わったことはほとんどない」箱根駅伝2連覇へ 
車から選手たちに声かけする大八木弘明総監督
来年1月2日、3日に行われる第100回箱根駅伝。今大会の優勝候補筆頭に挙げられるのが、前回王者である駒澤大学。出雲駅伝、全日本大学駅伝を圧倒的な強さで制し、史上初の2年連続大学駅伝3冠に王手をかけています。

駒澤大学は今年、チーム始動にあたり大きな変化。前回大会終了後、28年にわたりチームを率いてきた名将・大八木弘明監督が勇退。大八木監督は後任を藤田敦史コーチに託し、自身は総監督としてチーム運営に携わることになりました。

“駒澤名物”とも言える大八木監督の熱血指導が見られなくなる―。そう思われていましたが、選手たちからは意外な答え。

「(去年から)変わったことはほとんどない」

練習を見ると、選手たちを後押しする大八木総監督の声が響き渡っている光景。

「気持ちの問題だって!気持ちの!」「自分の中でいけると思ったらいけるんだよ!」「腕使え!腕使え!」

それでも大八木総監督は「一歩引いて見てますよ。声だけは出ているかもしれないけど(笑)」と今までの監督時代と違った指導法になっていると明るく語ってくれました。

今季は世界レベルの選手を育てる『Sチーム』を指導する大八木総監督。社会人になっても大八木総監督の下で練習に参加するOBの田澤廉選手とともに、キャプテン鈴木芽吹選手(4年)、篠原倖太朗選手(3年)、佐藤圭汰選手(2年)が参加。11月には10000mで、3選手とも日本人学生歴代記録トップ5に入る好記録。駒澤の主力選手たちの実力を、一層引き上げることに成功。来たる箱根駅伝で史上初の偉業達成への期待が高まっています。

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