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異例の監督交代…浦和Lがリーグ連覇に導いた楠瀬監督を契約解除 後任は男子チームでACL制覇した堀孝史氏

2025年3月26日 5:06
異例の監督交代…浦和Lがリーグ連覇に導いた楠瀬監督を契約解除 後任は男子チームでACL制覇した堀孝史氏
(左から)契約解除となった楠瀬直木監督、後任の堀孝史氏(写真:アフロ、松尾/アフロスポーツ)
女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」の三菱重工浦和レッズレディースは26日、楠瀬直木監督の契約解除を発表しました。

楠瀬監督は東京ヴェルディや町田ゼルビアのユースチームの監督のほか、U-17女子日本代表監督を歴任。2020年に浦和レッズレディースユース監督を務めたのち、2021年2月から現職に就任しました。

2年目の22-23シーズンにWEリーグ初優勝を達成すると、3年目の昨シーズンにはリーグ連覇を達成。今シーズンは3連覇がかかっているなかで現在はリーグ3位、また23日に行われたアジア女子チャンピオンズリーグ準々決勝では武漢江大(中国)にPK戦の末に敗れ、敗退を喫していました。

楠瀬監督はチームを通じてコメントを発表し、「シーズン途中ではありますが、契約解除の命を受けチームから退く事となりました。三菱重工浦和レッズレディースに来て約5年、サポーターの方々とタイトルを取れた事は私の財産です」「夜遅くまで映像編集やトレーニングの準備に励んで一緒に戦ってくれたスタッフのみなさん、毎日のトレーニングを明るく、逞しく取り組み、日々成長し、逆境を跳ね返しタイトルを取ってくれた選手のみなさん、本当に素敵な時間でした。全てが私の誇りです」と感謝の言葉を残しました。

後任に据えられたのは、強化担当の堀孝史氏。05年から18年まで、長年にわたり浦和レッズの男子チームにコーチングスタッフとして在籍。11年、17~18年には監督を務め、アジアチャンピオンズリーグ2度目のタイトルをチームにもたらすなど、実績十分の監督です。

これが女子チーム初の指導となる堀氏は「選手、指導者として多くの時間を過ごした思い入れのあるクラブで監督をつとめられることに大きな喜びと責任を感じております。女子サッカーの指導は初めてですが、今まで経験してきたものをチームと選手の成長に繋げたいと考えています。シーズン途中での就任ですが、選手たちが躍動するサッカーで、ファン・サポーターのみなさまに感動と勝利をお届けできるように全力を尽くします。よろしくお願いいたします」とコメントを発表し、残りシーズンへ向けて意気込みました。
最終更新日:2025年3月26日 5:06
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