日本一へ 選手を奮い立たせる「金言ロード」がドームに誕生 ホークスのレジェンド18人の名言がずらり
ホークス選手の開幕レギュラー争いが始まっているプロ野球オープン戦。そんな選手たちを鼓舞する場所が、ことしから「みずほペイペイドーム」にできました。
■ソフトバンク・小久保裕紀監督
「2025年シーズン、熱く応援よろしくお願いします。」
まもなく迎えるプロ野球の開幕。4日のオープン戦では、開幕ローテを狙う若手の前田純投手が好投し、育成出身の石塚綜一郎選手がホームランを放つなど、若鷹たちが開幕1軍入りに猛アピールしました。
そんな中、「みずほペイペイドーム」には、選手を奮い立たせる場所が誕生しました。
■阿部まみアナウンサー
「選手がグラウンドへ向かう通路です。その壁には、王会長の写真や名言が書かれています。」
鷹のレジェンドたちの名言がずらりと並んだ、その名も「金言ロード」です。
ホークス87年の歴史で色あせることなく輝いてきた鷹のレジェンドたち。そのレジェンドたちの「熱いことば」が壁面に刻まれています。
王会長は「この舞台で挑戦し続けること、それこそが何よりの幸せだ。」
秋山元監督は「目の前に2つ道があったら辛い方へ進め。」
無機質な壁に命を吹き込もうというアイデアを思いついたのは。
■阿部アナウンサー
「この方の発案から誕生しました。」
ホークス黄金時代を築いた城島健司チーフベースボールオフィサーです。
■阿部アナウンサー
「このような通路にした理由はなぜでしょうか。」
■ソフトバンク・城島健司CBO
「毎日、選手たちがここに来たり帰ったりするので、先輩たちの偉大な記録を眺めることで、自分もここに載りたい、優勝したときのことを思い出してことしも優勝したいという気持ちになることが大事だと思うので。」
城島さんが18人の金言の中でお気に入りの言葉は、やはり。
■城島CBO
「『まだ見ぬ景色を求めて、挑み続けよう』これは会長の言葉なんです。王さんは世界で一番ホームランを868本打たれて、王さんにしか見えてない景色を見たと思う。王さんも見ていない景色を(選手に)見てほしい。」
先人たちの名言が刻まれた栄光への道。選手たちは。
■ソフトバンク・津森宥紀投手
「初めてみたときはすごいなと。歴代のすごい人たちのような人物になれるように頑張りたいと思いました。」
■ソフトバンク・木村光投手
「日本一をチームで目指しているので、日本一でここに連なっていきたいと思います。」
この「金言ロード」、31日からは一般向けのドームツアーでも見学することができます。