【パリパラリンピック】柔道で金メダルの瀬戸勇次郎選手 母校で後輩に「修猷生として」呼びかけ 来年度から高校の教員に 福岡
パリパラリンピックの柔道で金メダルを獲得した福岡県糸島市出身の瀬戸勇次郎選手が26日、母校の修猷館高校に凱旋しました。
福岡市の修猷館高校を訪れたのは、パリパラリンピックの柔道男子73キロ級(弱視クラス)で金メダルを獲得した瀬戸勇次郎選手(24)です。糸島市出身の瀬戸選手は修猷館高校に進学し、柔道部の一員として汗を流し技を磨いてきました。
大学院で勉強をしながら金メダルを獲得した瀬戸選手。
■瀬戸勇次郎選手(24)
「この1年、より柔道に集中しないといけないというところで、どうしても修士論文が結構ギリギリの状態です。そういう意味で、自分の理想、修猷生の理想としては半人前だったなと思います。」
その上で、生徒たちに「自分の実現したい目標をすべて実現する気持ちを持ってほしい」と話しました。
瀬戸選手は来年度から県立高校の教員をしながら、障害者競技の普及に努めたいとしています。