サンフレッチェ広島レジーナは近賀ゆかり選手が今シーズン限りで現役を引退することを発表しました。

近賀ゆかり選手はなでしこジャパンのディフェンダーとして活躍。ワールドカップの世界一やロンドンオリンピック銀メダルに貢献。チームメートとともに国民栄誉賞を受賞した日本サッカーのレジェンドです。

レジーナが創設した2021年に加入すると初代キャプテンに就任し昨シーズンまで務めました。2024年9月には国内リーグ通算300試合出場のメモリアルでゴールも決めていました。しかし2024年10月に左膝前十字靱帯を損傷し手術。実戦復帰に向けて、練習を再開していました。

近賀選手はクラブを通して「このサンフレッチェ広島というクラブ、そして広島という街で現役生活を終えられることを心から幸せに思っています。サンフレッチェ広島レジーナは、リーグ戦残り6試合。勝利のために、全力で闘い少しでも上の順位を目指していきます。感謝の気持ちを直接お伝えできるようたくさんの方にご来場いただけると嬉しいです。ピッチに戻れることを信じて、最後の瞬間まで自分らしくチャレンジしていきます」と、コメントしています。

5月4日のホーム最終戦で引退セレモニーが行われます。

【2025年4月8日放送】