明治安田J2リーグ、ロアッソ熊本。20日にレノファ山口と対戦し、J2残留を決めました。
この試合に勝てばJ2残留が決まるロアッソ。けがから復帰した唐山をさっそく起用し、山口戦に臨みました。

試合は立ち上がりで山口に先制を許し、追う展開に。しかし、その6分後。ゴール前での混戦から石川が振り向きざまにシュート。チームトップの今シーズン8ゴール目で同点とします。

エンドが変わった後半は風上になるものの、山口の勢いは止まりません。そんな中、後半27分にはロングボールから抜け出した石川が1対1に。うまくひとり交わしますが…ブロックされシュートを放てず勝ち越しとはなりません。

熊本2本に対し山口は10本のシュートを放ちましたが、両チームとも追加点を奪えず試合終了。

■ロアッソ熊本・大木武監督
「うちが望むゲームではなかった。ボールは持てない仕掛けられない。自分たちが弱気。出せない部分があった」

ロアッソは勝利を逃しましたが、18位の栃木が引き分けたことで、今シーズンのJ2残留が決まりました。