明治安田J2リーグ･ロアッソ熊本は6日、ホームで徳島ヴォルティスと対戦しました。試合の結果次第でJ2残留を確定させるロアッソでしたが1対2で敗れ、残留確定はなりませんでした。

引き分けでもJ2残留を決める可能性があるロアッソがホームに迎えたのは、3連敗と苦しむ徳島。一方、4連勝中と好調のロアッソは、この試合でも相手ゴールを脅かします。

先制したのはロアッソ。前半25分、コーナーキックを得たロアッソは、古長谷が蹴り込んだボールに反応した石川が、ペナルティエリア中央から頭で合わせ左上にゴール!J2残留に向けて大きな先制点を奪います。

しかし前半37分、徳島にゴールを許し、1-1の同点で後半へ。この後、好調だった攻撃陣もゴールを奪うことができません。すると試合終了間際、徳島に決勝点を奪われ、1対2で試合終了。ロアッソの連勝は4でストップし、J2残留確定は次の山口戦以降に持ち越しとなりました。

ロアッソは順位を2つ下げて14位。6日の敗戦でJ1昇格プレーオフの可能性は消滅しましたが、次の山口戦でJ2残留を決めることができるか注目です。降格圏･栃木との勝ち点差は11。次の試合終了時点(残り試合は3)で勝ち点差が10以上開くと、ロアッソのJ2残留が確定します。

【次節でロアッソの残留が決まる条件】
▽ロアッソが勝ち→残留確定
▽ロアッソが引き分け、もしくは負け→栃木が引き分け以下で残留確定