冬のインターハイ 女子クロカン5キロフリーで富山県勢過去最高タイの準優勝 南砺福野の山本茉由子選手
県勢を勢いづける嬉しい表彰台です。17年ぶりに県内で開催されている全国高校スキー大会。競技初日の8日、県勢が準優勝を果たすなど大舞台で活躍を見せました。
南砺会場で行われた女子クロスカントリー5キロフリー。県内からは5人が出場しました。
このうち会心の滑りを見せたのが、県大会王者の南砺福野高校3年・山本茉由子選手でした。山本選手は強みである上りで序盤からペースをつかみます。
今回のコースは、小学1年生から練習してきた滑り慣れた舞台。地の利を生かした滑りで1位とわずか0.8秒差の2位でフィニッシュ。
惜しくも優勝とはなりませんでしたが、2000年の野尻あずささんと並び県勢過去最高の2位となりました。
山本茉由子選手
「長い間練習してきたところなので、ここで入賞して、本当に今までの感謝というか、こんなに競ってくるとは思わなかったのでけっこう驚きはありますけど、本当にうれしいです」
その他、南砺平高校の山﨑彩羽選手が19位となりました。
また、全国から150人以上が参加した男子10キロフリーには、南砺平高校の1年生コンビ三島大橙選手や宮田敦生選手など県勢6人が出場しましたが、入賞はなりませんでした。
その他の結果です。アルペンの男子ジャイアントスラロームでは魚津工業の浦海斗選手が県勢トップの49位、県チャンピオンの雄山高校・松井亮選手は65位でした。
冬のインターハイスキー大会、あすは女子ジャイアントスラロームやクロスカントリーのクラシカルが行われます。