八村選手 交流した後輩たちが五輪活躍へ期待
3日もお伝えしました。サプライズでの登場に、驚き。そして喜びです。バスケットボール男子日本代表候補で、富山市出身の八村塁選手が先日、富山に帰省し、母校の奥田中学校を訪れました。交流した後輩たちはパリオリンピックでの活躍に期待を寄せています。
八村塁選手
「チームとして一丸となってやった、それが大事だと学んだ。あとは楽しむ」
NBAのスーパースター八村選手と交流する中学生たち。バスケ日本代表候補の八村塁選手と馬場雄大選手の母校、富山市立奥田中学校の生徒たちです。
東京オリンピック以来3年ぶりの代表復帰となった八村塁選手は、パリオリンピックに向けた強化合宿のため日本に帰国しています。
交流した後輩は
「先輩として誇りにおもっているので、会えないだろうなと思ってたので、いきなり体育館の倉庫から出てきたときびっくりしました」
今回は代表合宿の合間を縫って富山に帰省し、母校をサプライズ訪問しました。1年生と3年生のおよそ400人と交流し、生徒からの質問に答えるなどして過ごしたということです。
生徒
「どうやったら強いメンタルをもってプレーすることができる?」
八村選手
「失敗してもその失敗から成功につながるように、どれだけ自分で直すかで自分のメンタルが強くなってくるから失敗を恐れないことが大事」
交流した後輩は
「パリオリンピックの練習もあるはずなのに、忙しい中できてくれたのはうれしかったです」
「一生懸命を楽しむと言っていて、一生懸命を楽しめるようになりたいです。日本を代表する選手だと思うので(パリ五輪は)自分たちの先輩としてがんばってくれたらいいかなと思います」
また八村選手の希望で全員で校歌を歌いました。
後輩たちに夢を与え、そして自らもオリンピックを前に原点でエネルギーをチャージした1日となりました。
八村選手の登場を生徒は聞かされていなかったということで、中学生たちは目を輝かせて喜んでいました。八村選手から力をもらったと話していました。バスケ日本代表は5日、韓国代表との強化試合を行います。試合はKNBテレビで生中継します。