2024年の飛躍が期待される富山県出身アスリート ジェフ千葉小森飛絢選手
2023年、ルーキーながらJ2でベストイレブンに輝いた富山第一高校出身の小森飛絢選手。ブレイクを果たしたプロ1年目、そしてエースとして臨む勝負の2年目へ。2024年にかける思いを聞きました。
小森飛絢選手
「ジェフでプレーしている小森飛絢です。お願いします」
J2ジェフ千葉に所属する富山第一高校出身の小森飛絢選手(23)。束の間のオフシーズン、母校のグラウンドを訪れ、後輩たちとともに汗を流しました。
網谷キャスター
「まずはプロ1年目の戦いを終えてこのシーズンどのように振り返りますか」
小森選手
「悔しい思いだったり嬉しい思いだったりすごくいろんなことを経験させてもらった1年でした」
2023年は大卒ルーキーながら日本人最多に並ぶ13得点をマークしリーグのベストイレブンを受賞。ルーキー離れした活躍ぶりから…
「小森飛絢~♪胸に眠るヒーロー揺り起こせ!」
その名前にちなんで「千葉のヒーロー」の愛称で親しまれています。
網谷キャスター
「1年目で13得点、なんでそんなに得点が取れるんですか?」
小森選手
「たまたまですかね。(笑)本当、日頃練習している成果が出たんじゃないかなという風に思います。自分が目指しているのは日本代表で活躍してW杯に出るっていうところなので、まだまだ本当に貪欲にゴールを狙っていきたいです」
大きな目標を掲げた小森選手ですがその才能は小さな頃から輝きを放っていました。
5歳の時にサッカーと出会い、小学6年生の頃には地元滑川のクラブで中心選手としてKNB杯優勝を経験。
高校時代は富山第一でエースナンバー10番を背負うとインターハイで全国得点王に。そして選手権でもチームを全国に導くなど世代屈指の点取り屋として活躍してきました。
小森選手
「富山第一の10番を背負うってことはチームを引っ張って行かないといけない存在ではありますし、これまでの歴代の10番に恥じないプレーをするそういうことを意識してつけていました。この3年間がなければ、今の自分は本当にないと思っているので、本当感謝の気持ちでいっぱいですね」
恩返しの思いを胸に、取材したこの日は1学年上の先輩でJ2徳島の坪井清志郎選手とともに後輩たちに混ざってプレー。高校時代に戻ったかのように、ただひたすらサッカーを楽しみました。
網谷キャスター
「久々の富一での練習はどうでした?」
小森選手
「楽しかったです。きつかったです(笑)。(後輩たちに)もっと見せてあげることができれば良かったんですけど足つまずいたりで散々でした(笑)」
1か月後に迫った新たなシーズンでは高校時代と同じ背番号、「10番」をつける小森選手。更なる飛躍に向けて勝負の2年目に挑みます。
網谷キャスター
「ルーキーイヤーは13得点でした次のシーズン、数字での目標、具体的な目標はありますか」
小森選手
「20得点以上いかないと、本当得点王にはなれないと思うので20(得点)っていうところを目指して、やっていければといいなと思っています」
Jリーグの新たなシーズンは2月24日から始まります。小森選手をはじめ県出身選手たちの活躍、そしてJ2復帰を狙うカターレ富山の熱いプレーに期待しましょう。