2024年の飛躍が期待される富山県出身アスリート 巨人・森田駿哉投手「年齢は関係ない」
2024年の飛躍が期待される県出身アスリートの中から25日は、富山商業高校出身でプロ野球・巨人に入団した森田駿哉投手に、ルーキーイヤーへの思いや意外な小学生時代の思い出を聞きました。
森田駿哉投手
「今年は開幕1軍目指してやりたいと思いますし、新たな環境になるので1日でも早くその環境に慣れたいなと思っています」
「ドラフト2位森田駿哉投手・背番号47。185センチ88キロの大型サウスポー140キロ台後半のストレートとカット・ツーシームでストライクゾーンを横に広く使う投球スタイル。計算して打ち取っていける総合力の高いピッチャーです」
富山商業高校出身の森田駿哉投手26歳。高校時代から力のあるストレートと高速スライダーが武器の完成度の高い本格派左腕として注目されました。しかし法政大学4年生の時…そして社会人2年目など幾度もドラフト指名漏れを経験しました。
しかし、26歳となった2023年、巨人がドラフト2位で指名。ドラフト全体でも最年長のオールドルーキーは、即戦力左腕としての活躍が期待されています。
森田投手の小学校の卒業文集に書かれている言葉。まさに26歳での指名は「起死回生」の出来事でした。
森田投手
「27歳ですけど、あんまり年齢は関係ないと思うので、入ったからにはみんな一緒の勝負ですし、でも求められるもののレベルは上がると思うので、それに対してどれだけ応えられるかだと思うし、いろんな経験は今年入る選手の中ではあると思うので、それを自分の中でプラスに捉えて、しっかり自分のペースも崩さずにやることはしっかりやりたい」
森田投手
「左の工藤(公康)さんや山口(鉄也)さん、他球団でもいいピッチャーの方が47番付けている印象があるので、そのピッチャーの方々に負けないように、47番は森田だと思ってもらえるような活躍をしたい」
森田投手
「まずは与えられたポジションで、そこの信頼を勝ち取ってその中でゆくゆくは先発として1年間ローテーション守って、チームの勝ち頭になれることが一番の目標なので、まずは与えられたポジションで実績を作ることが大事」
富山市の光陽小学校グラウンド。ここから森田投手の野球人生が始まりました。野球を始めたのは、小学校1年生のとき…
森田投手
「ここです。めっちゃ走った。グラウンド1周とか結構走らされました。よく打たれて泣いてたりしました。めっちゃみんなに言われます。泣き虫だったのになって言われます」
Qなんで泣いた?「わかんないです。勝手に涙出てました。気が付いたら。自信は常にないですよ。自信ないから練習します」
「自信がないから練習する」その努力が森田投手を成長させてきました。
中学時代の森田投手です。富山ボーイズに所属し、このころには、県内を代表するサウスポーと言われるようになっていました。
森田投手
「楽しいのが一番だと思う。それを続けていく中で変わっていくことがあると思う。まずは楽しいってことが一番大事」
同じ巨人の岡本選手や岸田選手とは、富山商業高校時代に日本代表でプレーした同級生です。そこから9年の時を経て、同じ舞台にたどり着いたオールドルーキー森田駿哉投手。プロ1年目からの活躍を誓います。
森田投手
「今シーズンの目標は、『一軍完走』できるように頑張りたい」
巨人の新人合同自主トレは、26日までで、森田投手は、2月1日のから始まる春季キャンプを1軍で迎えることが発表されています。