「パリ五輪で金 そこはブレない」柔道・永瀬貴規選手 母校の長崎日大高で壮行会《長崎》
パリオリンピック・柔道男子81キロ級の代表に内定し、オリンピック連覇を目指す長崎市出身の永瀬 貴規選手の壮行会が15日、母校の長崎日大高校で開かれました。
大きな拍手とともに登場したのは、長崎市出身で東京オリンピック・柔道男子81キロ級の金メダリスト永瀬 貴規選手です。
8月、パリオリンピックの代表に県勢第1号で内定し、母校の長崎日大高校で壮行会が開かれました。
会場には畳も用意され、永瀬選手が生徒や先生を相手に技を披露。
歓声が上がりました。
中学・高校の全校生徒あわせて1600人から激励を受けた永瀬選手は、生徒たちにエールを送りました。
(永瀬 貴規選手)
「ケガやたくさんの挫折と直面しながら、一つ一つ壁を乗り越え、ここまでたどり着いた。皆さんもこの先、たくさんの困難に直面するでしょう。あきらめずに自分自身の可能性を信じてほしい」
今月開かれたグランドスラム東京では3回戦で敗退するなど、東京オリンピック後の国際大会では苦しい柔道が続いています。
(永瀬 貴規選手)
「なかなか最近、思うような結果や柔道ができないが、強くなるための試練だとポジティブに捉えて、自信を持ってパリの畳に上がりたい」
逆境を糧に、リオデジャネイロ大会の「銅」、東京大会の「金」に続く3大会連続のメダルと、オリンピック連覇を狙います。
(永瀬 貴規選手)
「オリンピックで金メダル。そこだけはぶれずにやっていきたい」