サッカーJ2・ヴァンフォーレ甲府は10日、ホームで藤枝MYFCと対戦。3-0（2-0、1-0）で2連勝を飾りました。ホームでは約4カ月ぶりの白星。

　甲府の3得点はアウェー秋田戦以来、12試合ぶり。複数得点での無失点勝利は今季初です。大塚真司監督は就任後、ホーム初勝利を挙げました。通算成績は8勝8分け10敗となり、勝ち点を32に伸ばしました。

　甲府は前節から先発を2人変更。3バックの左にDFエドゥアルド・マンシャ、ボランチにMF佐藤和弘が起用されました。

　甲府は前半8分、MF中山陸のスルーパスに抜け出したFW鳥海芳樹がクロスを上げると、FWアダイウトンがダイビングヘッドで合わせ、先制に成功しました。

　さらにアディショナルタイムには、コーナーキックのクリアボールを拾ったMF荒木翔がミドルシュート。相手守備陣に当たりながらもゴールネットに突き刺さり、2-0で試合を折り返しました。

　甲府は後半も主導権を握り、18分にはGK渋谷飛翔のロングフィードに抜け出した鳥海が、相手GKの頭上を超えるループシュートを決めました。

　守備陣も最後まで集中力を切らさず、2試合連続のクリーンシートに成功しました。

　ホームゲーム勝利は4月20日のザスパ群馬戦以来で、今季2回目です。

　次節は17日に行われ、アウェーで清水エスパルスと対戦します。