ACL決勝T進出に関口主将「ヴァンフォーレファミリーで勝ち取った結果」 山梨県
関口正大主将
「(サポーターの後押しは)本当に間違いない。きょうに限らず、ことし一年間、本当に多くのファン・サポーターの方が足を運んでくださり、僕たちに声援をくださったのは、力になった。こういう最後のところで勝ち切れたのは、本当にそういった人たちのおかげ。(タイに)来ていただいた方も、(配信などで)観戦していただいた方も、全員がヴァンフォーレファミリーなので、ことし一年間戦ってきたヴァンフォーレファミリーで勝ち取った結果」
「(試合後半はブリーラムに)パワーがある選手が入ってきて、そこに対応しきれなかった。3点取った難しさというか、引いて守るのか、センターバックのところでパスを潰しにいくのかがちょっとちぐはぐになってしまった。このアジアで戦うことは簡単じゃないので、(ピッチの)中ではそんなに焦りはなかった」
「僕が(主将を)引き継いだタイミングではJ1昇格のチャンスがあったが、それを勝ち取れなかった。試合に出る、出ないは関係なく、僕自身すごく責任を感じていた部分ではあった。(J2最終節)山形戦で、目の前でプレーオフ進出を決められて、本当に苦しかったが、こうやって最後にACLグループステージ突破ができて、みんなで頑張ってきてよかった」
「(決勝トーナメントは)もちろんこのメンバー全員でできればいいが、そういう訳にもいかないと思うので、またヴァンフォーレファミリーの力を借りてしっかりと戦う。それをプラスにして来年はJ1昇格を目標に置く。まずしっかり一回休んでシーズンを始めていきたい」
ピーター・ウタカ選手
「(自身1得点目は)素晴らしいパスから始まった。自分でボールコントロールしたところで相手に当たってしまった。ボールを探していたが、一瞬早く相手より見つけられたので、あとはゴールネットに押し込むだけだった。2点目はセットプレーから生まれた、簡単なゴール。得点で貢献できたことが非常に大きいし、感謝の気持ちでいっぱい。2得点決めてサポーターに喜んでもらったと思う。現時点では契約満了で、来季はどうなるかはまだ分からないが、来季に向けて準備していきたい」
河田晃兵選手
「(後半)立ち上がりに相手が圧力を強めてくるだろうという中で失点しないようにと思っていたが、相手の圧力の方が上回った形になってしまった。そこをもうちょっと止められたらもっと相手にパワーを出させない展開になった。そこは満足いかない」
「この暑さは必ず最後の方には影響してくるだろうと思っていたが、最後のところでみんな体を張り、走るので、そこに助けられた部分は大きい」
「(久しぶりの公式戦出場だったが)試合勘は、試合に入ったらもう考えることはなかった。練習試合は2試合あったし、ああいう雰囲気の中ですんなり入れた」
「J2でもここまでできることを示せた。次からもっと難しい試合が続くと思うが、サポーターもアウェーまでたくさん来てくれたし、そこに応えられるように、しっかりみんなでまとまってやっていければいい」