パリ五輪・柔道女子70キロ級が日本時間の31日から始まり、山梨学院大出身の新添左季選手（28）はメダルに届きませんでした。

　新添は五輪デビュー戦となった2回戦で、グルノーザ・マトニヤゾワ（ウズベキスタン）と対戦。3月のグランドスラムで敗れた相手に、けさ固めで一本勝ちしました。

　続く準々決勝は、東京大会銅メダリストのサンネ・ファンダイク（オランダ）に挑みましたが、小外刈りで倒されて技ありを許し、そのまま敗れました。

　銅メダルの可能性を残し、敗者復活戦に回った新添は、アイ・ツノダ=ロウスタント（スペイン）と対戦。延長戦にもつれ込みましたが、指導3つで反則負けとなりました。