×

「ちょっと怖がり」キリンのハルマが北九州市に来た「ゆっくりでいいよ」スムーズに獣舎へ 福岡

2024年7月4日 17:37
「ちょっと怖がり」キリンのハルマが北九州市に来た「ゆっくりでいいよ」スムーズに獣舎へ 福岡
キリンが来た!

北九州市の動物園に新しい仲間です。ことし2月からキリンがいない状況が続いていた到津の森公園に、宮崎から8時間かけてキリンがやってきました。

4日朝、北九州市の到津の森公園に到着した「大きな箱」。慎重に運ばれていたのは。

■川崎直人記者
「見えました、見えました。」

マサイキリンの「ハルマ」。2歳のオスです。

■川崎記者
「繊細ということで、大きな声では祝福できませんが、ハルマくん、北九州市へようこそ!」

ハルマは、宮崎市のフェニックス自然動物園からやってきました。到津の森公園ではことし2月にアミメキリンの「マリア」が老衰で死んで以降、キリンがいない状況が続いていました。

来園者からは、キリンがいなくて寂しいという声が寄せられていたということです。

そのため、園どうしで動物を貸し借りする制度を活用し、宮崎市のフェニックス自然動物園から、到津の森公園にやってきました。

■川崎記者
「さっき到着したんですよ。」

■来園者
「えー本当ですか、見たいね。すごい楽しみです。孫も好きだから、動物が。」
「うれしいです。うれしいです。見たいね。」

ハルマは3日午後7時ごろに宮崎市を出発し、およそ8時間かけて到着しました。

■職員
「いらっしゃい。」
「ゆっくりでいいよ。」

獣舎に入る時も、スムーズだったと言います。

■到津の森公園 獣医師・高橋能理子さん
「思ったより、すごくスムーズにお部屋に入ってくれたのでほっとしています。ちょっと怖がりというか、神経質と聞いてますので、ハルマのペースに合わせて、ゆっくり運動場に慣らしていきたい。ご理解いただけたらと思います。」

一般公開は未定で、到津の森公園では今後、ハルマを環境に慣れさせる訓練を行うということです。