開発進む町周辺で新たな住宅の着工戸数が急減したワケは土地不足や人手不足か
TSMCの進出で開発が続いているはずの菊陽町や大津町などを中心に、新たな住宅着工件数が大幅に減少したことがわかりました。
菊陽町やその周辺では、マンションなど住宅の建設ラッシュが続き、
日銀熊本支店によりますと、県内の新たな住宅の着工戸数はことし2月も前年を30%近く上回っていました。
ところが最新の3月には、新たな住宅の着工戸数が前年の50%に落ち込みました。
これについて日銀熊本支店では住宅需要はあるものの、菊陽町を中心に土地が不足し、住宅価格が高騰したことと、建設会社の人手不足が影響していると分析しています。
日銀熊本支店の田原謙一郎支店長は「土地の不足で新たな住宅の着工が更に広い範囲に広がっていくのか注目する必要がある」としています。