能登の児童生徒の運動不足 デジタル技術で解消へ 石川県とソフトバンクが連携協定
能登の被災地で暮らす児童や生徒の運動をデジタル技術でサポートしようと、石川県がソフトバンクと連携協定を結びました。
能登の学校では、運動場や体育館など多くの場所が仮設住宅や避難所に使われていて、児童や生徒の運動不足が懸念されています。
こうしたなか5日、石川県庁では…
ロボット:
「デジタル技術を活用して能登半島の復興や石川県の皆さまが元気になるように頑張るんですよね」
創造的復興にデジタルの力を生かそうと、石川県とソフトバンクが連携協定を結びました。
ソフトバンクが能登の市や町にAIを使った様々なアプリを提供することになり、まずは部活動支援のアプリで児童生徒の効率的な練習を手助けします。
ソフトバンク・藤長 国浩 専務:
「運動不足でですね、非常に深刻な問題だと思っております。少しでも体力を落とさず、それをより向上させるような運動をアプリケーションを通じてご提供させていただきたいなと思っております」
能登の住民がどう行動したか分かる人流分析ツールなども整備する予定で、石川県では今後、能登の観光の活性化にもつなげていきたいとしています。
最終更新日:2025年3月5日 18:49