弁当を食べた32人がおう吐や発熱など…ノロウイルスによる食中毒
酒田市内の食品業者が調理した弁当を食べた32人がおう吐や発熱などノロウイルスによる食中毒を発症しました。ことしに入って県内で食中毒が発生するのは初めてです。
県によりますと、1月19日に酒田市の食品業者「アミノ食品」が調理した弁当を食べた酒田市や山形市などの58人のうち、9人が翌日におう吐や発熱などを発症しました。業者から連絡を受けた庄内保健所が、業者の従業員と弁当を食べた人合わせて18人を検査したところ17人からノロウイルスが検出されました。その後、体調不良を訴えた人は10代から70代の32人に拡大し、保健所は「アミノ食品」が調理した弁当を食べたことによるノロウイルスを原因とする食中毒が発生したと断定しました。ことしに入って県内で食中毒が発生するのは初めてです。
23日までに、患者は全員が快方に向かっているということです。「アミノ食品」は21日から営業を自粛しています。庄内保健所は22日から3日間の営業停止とする命令を出しました。