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【インタビュー】ジャニーズJr.少年忍者・檜山光成 「絶対、後悔はさせない」 初の主演舞台に挑戦

2022年6月13日 21:10
【インタビュー】ジャニーズJr.少年忍者・檜山光成 「絶対、後悔はさせない」 初の主演舞台に挑戦
初の主演舞台に立つ檜山光成さん(c)Punk Fantasy『BOSS CAT』製作委員会/伊藤智美
ジャニーズJr.の21人組グループ・少年忍者/ジャニーズJr.の中で、高い演技力で注目される檜山光成さん(18)にインタビュー。ジャニーズ公演以外の舞台に初出演・初主演する思い、さらに楽屋での様子などを明かしました。

檜山さん主演の舞台『Punk Fantasy「BOSS CAT」~シャルル・ペロー「長靴をはいた猫」より~』(6月19日(日)まで上演)は、童話『長靴をはいた猫』をモチーフに創作された物語。2018年に事務所の先輩、SixTONESの京本大我さん(27)が主演した舞台の再演です。

檜山さんは、持ち前の賢さを利用して、さえない男を幸せにするために、あらゆる手を施していく主人公の“長靴をはいた猫”を演じています。

■“センター”に立てるのは応援してくださる皆様のおかげ

――今回が舞台“初主演”ですが、プレッシャーは感じていますか?

初主演に対するプレッシャーは、今はもうないですね。けど京本くんから受け継いだ舞台だからこそ、“次は自分が後輩に受け継いでいかなければ”っていうプレッシャーと使命感はありますね。

――本日(取材日)は舞台初日ですが、気持ちはいかがですか?

まず、こんな大きなステージでずっと憧れていた“センター”に立てるのは自分の力だけでなく、ここまで応援してくださった皆様の力のおかげでもあるので、「ありがとうございます」っていうのがひとつと、来てくださったからには絶対後悔はさせない。「楽しかった」「もう1回来たい」と思わせるような舞台を披露します。

■京本くんは“品のある猫” 自分は“悪っぽさのある猫”

檜山さんが演じる主人公の“長靴をはいた猫”は、京本さんが2018年に演じた役と同じですが、京本さんの演じた“猫”との違いについて聞きました。

――今回演じる“猫”はどんな役ですか?

簡潔にまとめたら、“王様に詐欺を働くすごい猫”ですね(笑)おっきくまとめたらそうなるんですよ。

――京本さんの“猫”と檜山さんの“猫”、どういうふうに違いを出したいですか?

この話をもらった時は、自分で探せる情報を全部探して、京本くんがどういう感じで演じていたとか、こういうニュアンスの舞台っていうのは全部調べて。でも監督さん(演出家)と話したときに「全く同じものをやろうとは思ってない」みたいな。けどセリフが全く同じなんですよ、前回と。その中で何が違うかなってなったとき、京本くんの“品のある猫”とは変えたいなっていうのがあって。“品”よりかは“悪っぽさ”をメインにしようかなっていうのはありましたね、自分の中で。

――京本さんと話されたりはしましたか?

京本くんが忙しすぎて、何も話せていない状態です…。

――何かメッセージをいただいたりとかは?

連絡先も持っていなくて…。けど同じメンバーの中に京本くんの連絡先を持っている子がいて、京本くんが「頑張れよ!」って言ってたよっていうのを聞きましたね。

――その言葉をもらってどうでしたか?

知ってくれてるんだっていうのがまずありましたね。接点が全然なくて、知ってるか知らないかわからない状態で引き継がせてもらったので、よかったってなりました。

今作では、同じ少年忍者の瀧陽次朗さん(17)と共演。楽屋で瀧さんと楽しむ様子や、近くに仲間がいる心強さを語ってくれました。

――楽屋ではどのように過ごしていますか?

楽屋は瀧と2人部屋なんですけど、自分が音楽を流して瀧が楽器を弾いて、熱唱してます(笑)

――じゃあすごい音が?

マジで漏れてますほんとに! メイクルームが隣にあるんですけど、自分がメイクの場に行くと、隣の部屋からめちゃくちゃ音楽が流れてくるんで「うるさっ!」って思いながらやってるんですけど(笑) 意外とリラックス効果があるかわからないんですけど、気が楽になるからやめてないですね。

――同じグループの瀧さんと一緒だとやっぱり心強いですか?

最初はやっぱ心強かったですね。それこそ何か抱え込んだ時に、すぐ言える仲間が近くにいるっていうのは本当に大きいなと思いますね。

■「本当に感慨深い」入所10周年を迎えた気持ち

舞台公演初日の6月10日は、2012年に檜山さんがジャニーズ事務所に入って10年を迎えた日。そんな節目の日に舞台初日を迎えた気持ちを聞きました。

――11年目のスタートと同時に舞台初日が始まりましたが、感慨深いですか?

本当に感慨深いですね。来てくださるお客さんが基本自分のファンの方となると、ライブとかでもないんですよ、こんな一気に自分のファンの方が集まることって。だからすごいことなんだなっていうのはずっと思っていますね。

――ファンの方も喜んでるんじゃないですか?

どうなんでしょう、(驚いて)みんな口開いてるんじゃないですかね(笑) 自分が主演なんて。

■“何代目にも引き継いでいけるように”やるのが今の目標

そして、檜山さんが演じた“長靴をはいた猫”について聞くと、猫耳に見立てたヘアセットやセリフ量の多さに苦戦していることを明かしました。さらに、舞台への熱い意気込みも語りました。

――まずは髪形、すごいですね。

これ地毛なんですよ! (整髪料の)スプレーの缶、1回で半分くらい消費してるんですよ。なぜかわからないですけど、こだわりで2種類使ってるんですよ。柔らかいのと強いので(笑)

――ヘアセットにどのくらい時間かかるんですか?

1時間いかないぐらい。本当に1人だけ時間長いんですよ。みんな5分とかで終わるんですけど、自分が(ヘアセット)やってるときに後ろサーって通るのが2人くらいいるんですよ。自分がやってる間に終わるから(笑)

――そしてセリフ量すごいですね。覚えるコツはありますか?

稽古が始まる前に(演出家の)鈴木さんに「セリフ覚えてきたらいいよ!」って言われていて、その数日後ぐらいに京本くんの2018年の記事を見たら、リハまでにセリフを全部覚えたって書いてあったので、これは自分も覚えなきゃだめだと思って。死ぬ気で覚えましたね。ガッツです(笑)

――最後に舞台の意気込みをお願いします。

この舞台が再演というかたちになったのは、京本くんがすごい成果を出したからこうやって次につながったので、次は僕ももっとすごい成果を出して、次に次に、何代目にも引き継げるようにやっていくのが今の目標ですね。

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