アイドルグループ「モーニング娘。’１４」が２６日、神奈川・横浜アリーナで「モーニング娘。’１４　コンサートツアー秋〜ＧＩＶＥ　ＭＥ　ＭＯＲＥ　ＬＯＶＥ〜道重さゆみ卒業記念スペシャル」の最終公演を行った。

　この公演をもって、リーダーの道重さゆみ（２５）がグループを卒業すると同時にハロープロジェクトも卒業し、芸能活動を休業する。

　６期メンバーとして加入以来、４３２９日という史上最長の活動を続けてきた道重は「きょうは私がモーニング娘。を卒業する日です。大切に過ごしたいと思います」と会場を訪れたファン１万２０００人へあいさつ。大歓声に鼓舞されながら、楽曲「ＴＩＫＩＢＵＮ」など全３２曲を披露した。

　最後の衣装として特注のドレスを選択した道重は「泣かずにしっかり気持ちを伝えたい」と客席を見渡し、「モーニング娘。が好きという気持ちだけはブレずにきました」と回想。自身のファンを「変な人が多い」と表現し、「みんなと出会えてよかったです。さゆみのことを見つけてくれて、ありがとう。さゆみと出会ってくれて、ありがとう。変な人たち、サンキュー」と笑顔で言葉を贈った。

　道重後の新リーダーを務めるのは、譜久村聖（１８）。道重が発表した。
　譜久村は「この先、モーニング娘。を引っ張っていくことに不安な部分もあります。でも、モーニング娘。が大好きな気持ちは負けません」と涙ながら力強く宣言。次々にメンバーから感謝の言葉を伝えられると、こらえきれず涙する場面もあった。

　道重の卒業公演を見守ろうと、初代リーダーの中澤裕子（４１）、道重と同期の田中れいな（２５）、ハロプロの全体リーダーを道重から引き継ぐ℃-ｕｔｅの矢島舞美（２２）が登壇。同期の藤本美貴（２９）、亀井絵里さん（２５）をはじめ、田中将大（２６）、里田まい（３０）夫妻らが客席から声援を送った。