映画『かがみの孤城』 仏・アヌシー映画祭で公式上映 原監督「私は映画の力を信じています」
仏・アヌシー国際アニメーション映画祭で公式上映された『かがみの孤城』
俳優の當真あみさんと北村匠海さんらが声優を務めた映画『かがみの孤城』が日本時間12日、フランスで開催されている第47回アヌシー国際アニメーション映画祭にて公式上映されました。
映画は、2018年に本屋大賞を受賞した小説家・辻村深月さんのベストセラー小説を原作に、学校で居場所をなくした中学生・こころをはじめとした男女7人が、“鏡の中の城”に集められることから物語が動き出すファンタジーミステリーです。
上映前には、渡仏した原恵一監督が舞台挨拶を実施。現代の日本の子どもたちの実情に触れながら観客に向けてスピーチを行い、「私は映画の力を信じています。映画には人の人生を変える力があります。この映画はフィクションで、ファンタジーですが、多くの事実も含まれています。もちろん、人生は甘いものではなく、公平ではありません。しかし、人生は時に美しく、時に素晴らしいものです。そして時に人生は、私たちに最高の瞬間を与えてくれます」と語りました。
映画は、2018年に本屋大賞を受賞した小説家・辻村深月さんのベストセラー小説を原作に、学校で居場所をなくした中学生・こころをはじめとした男女7人が、“鏡の中の城”に集められることから物語が動き出すファンタジーミステリーです。
上映前には、渡仏した原恵一監督が舞台挨拶を実施。現代の日本の子どもたちの実情に触れながら観客に向けてスピーチを行い、「私は映画の力を信じています。映画には人の人生を変える力があります。この映画はフィクションで、ファンタジーですが、多くの事実も含まれています。もちろん、人生は甘いものではなく、公平ではありません。しかし、人生は時に美しく、時に素晴らしいものです。そして時に人生は、私たちに最高の瞬間を与えてくれます」と語りました。
映画の上映中、客席からはすすり泣く声も聞こえ、エンドロール開始後には暖かい拍手が贈られました。場内が明るくなり原監督が拍手に応えると、総立ちの観客からはさらに歓声があがりました。
同映画祭ではこれまで、『紅の豚』や『夜明け告げるルーのうた』など複数の日本作品が最高賞の長編部門クリスタル賞を受賞しており、今作も受賞が期待されます。授賞式は日本時間18日の早朝から開始予定です。