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猫ひろし、東京五輪も「チャンスがあれば」

2016年9月1日 17:29
猫ひろし、東京五輪も「チャンスがあれば」

 タレントでカンボジア代表マラソン選手の猫ひろし(39)が「広島県路地裏観光副課長」に任命され1日、東京・銀座のアンテナショップ「広島ブランドショップTAU」で行われた任命式に出席した。

 世界初のネコの目線によるストリートビューサービス第2弾「広島CAT STREET VIEW 竹原編」が特設サイトにて同日から公開されることに合わせた就任。

 “ネコ”つながりでの抜てきに「これからは“猫ひろし”ならぬ、“猫ヒロシマ”として広島と竹原のことをどんどん広めていきたいと思います!」と意気込みを語った。

 先日開催されたリオ五輪の陸上男子マラソンに、カンボジア代表選手として出場し、この日が大会後、初の公の場となる。

 大会を振り返って猫は「タイムは正直よくなかった。ハーフくらいまでは想定通りに行ってたが、(後半)ダメになっちゃったので…」と後悔を吐露。自己ベストをはるかに下回ったという2時間45分55秒という記録には満足していない一方で、「(競技中に)周りや沿道の人がすごく応援してくれたので参加してよかった」と五輪の熱気を肌で感じたことに満足げな笑みを浮かべた。

 2020年の東京五輪については「チャンスがあればやりたい!」と前向きな様子。しかし、年齢が懸念材料だそうで「43(歳)になる。(カンボジアの)若い選手で(タイムが)早い人も出てきているので、うかうかしていると43(歳)のオヤジなんてすぐに負けちゃう。頑張らないと」と4年後に向けて早くも気を引き締めていた。