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話題の絵本『大ピンチずかん』 作者が伝えたいこと“失敗をもっと表に”

2023年3月15日 21:50
話題の絵本『大ピンチずかん』 作者が伝えたいこと“失敗をもっと表に”
絵本『大ピンチずかん』の作者・鈴木のりたけさん
子供だけではなく大人も楽しめる児童書や絵本を選ぶ賞『キノベス!キッズ2023』で1位に輝いた、鈴木のりたけさんの『大ピンチずかん』。作者の鈴木のりたけさんにインタビューし、作品を通して伝えたいことなどを伺いました。

■“あるある”と共感できる大ピンチに反響

日常生活の中で起きる大ピンチがレベルと5段階のなりやすさで紹介されているこの絵本。例えば「大ピンチレベル5 ストローが とれない」「大ピンチレベル25 せんたくきの うしろに くつしたが おちた」など、“あるある”と共感できる大ピンチが親子で楽しめると人気となり、累計発行部数は20万部を突破。

さらに、『第6回未来屋えほん大賞(大賞)』『第13回リブロ絵本大賞(大賞)』『第10回静岡書店大賞児童書・新作部門(大賞)』『第15回MOE絵本屋さん大賞2022(第1位)』『わかやま絵本大賞2023(第1位)』など数々の賞も受賞しています。

■読者に伝えたいこと「失敗は誰にもある」

鈴木さんに制作のきっかけを伺うと、「我が子のしぐさとかね。面白さを見て、本にできたらいいなというところからスタートしているんですけど。こんなことを言い間違えたとか、こんな失敗をしたとか。そういうのも全部携帯にメモるようになっていって」とコメント。鈴木さんの3人の子供たちの言動や自身の幼少期の体験などをもとに作品を制作していったといいます。

第2弾の制作も進んでいるという『大ピンチずかん』。作品を通して読者に伝えたいことについては「失敗って誰にもあることじゃないですか。当然だなっていう気持ちになって。失敗についてもっとみんな表に出すような雰囲気とかが、生まれるぐらいが一番いいかなというふうにあんまり重く捉えられるよりはね。本を超えて親子間でも友達でも同僚でもいいですけど、そういう(大ピンチの)話がいろんなところで広がるといいなというふうに思いますね」と明かしてくれました。

(3月7日放送『news every.』より)