西島秀俊、カンヌでの北野武作品上映に「今までで一番素晴らしい上映だった」
コンペティションの枠ではまかないきれない作品を集めた『カンヌ・プレミア』部門へ、日本実写作品として初めて正式出品された今作。公式上映では、配給会社によると1068席のチケットが完売。上映の終盤、エンドロールに北野監督の名前がスクリーンに映し出されると、拍手と歓声が巻き起こり、約5分のスタンディングオベーションが贈られたということです。
上映後、北野監督は「編集やりながらずっと見てたので、寝ちゃうかな。と思っていたけど…久々に大画面で見てまぁまぁかなって感じ(笑)意外に細かいところがウケていたので、次回作はお笑いやらなきゃいけないな」と笑顔を見せました。
また、西島さんは「何度か映画祭で上映に立ち会っていますけど、今までの中で一番素晴らしい上映だったなと感動しています。観客のみなさんがものすごい集中して、面白いシーンは全部笑って最後まで見ていたので胸がいっぱいです。感動しました」と熱く語りました。
さらに、今作が北野組初参加となる中村さんは「こうして連れてきていただいて、監督に感謝しています。フランスの方々が、役者がアドリブで演じたシーンにも思った以上に笑いが起きていたので、びっくりと同時にうれしかったです」と明かしました。