阿部寛「たくさんのキャラクターに挑戦してきた」 アジアで優れた映画人に選ばれ喜び
『Excellence in Asian Cinema Award』を受賞した阿部寛さん
“アジア全域版のアカデミー賞”ともいわれる『第16回アジア・フィルム・アワード』の授賞式が12日、香港で開催され、俳優の阿部寛さん(58)が優れた映画人に贈られる『Excellence in Asian Cinema Award』を受賞。自身の俳優生活を振り返り、喜びを語りました。
阿部さんが受賞した『Excellence in Asian Cinema Award』は、優れた才能を持つ映画人にスポットを当て、その映画人のアジア映画界・アジア文化における業績と貢献を称える賞。日本人としての受賞は、中谷美紀さん(2015年)、役所広司さん(2019年)に続く、3人目となります。
阿部さんは、1987年に映画『はいからさんが通る』で俳優デビュー。これまで国内外で90本以上の映画に参加し、初主演となった1990年の日本・香港合作『孔雀王 アシュラ伝説』以降、様々な海外作品に出演。日本だけでなく国際的な映画シーンでもその演技力と才能が認められ、アジア映画の発展に大きく貢献したとして今回受賞が決定しました。
阿部さんが受賞した『Excellence in Asian Cinema Award』は、優れた才能を持つ映画人にスポットを当て、その映画人のアジア映画界・アジア文化における業績と貢献を称える賞。日本人としての受賞は、中谷美紀さん(2015年)、役所広司さん(2019年)に続く、3人目となります。
阿部さんは、1987年に映画『はいからさんが通る』で俳優デビュー。これまで国内外で90本以上の映画に参加し、初主演となった1990年の日本・香港合作『孔雀王 アシュラ伝説』以降、様々な海外作品に出演。日本だけでなく国際的な映画シーンでもその演技力と才能が認められ、アジア映画の発展に大きく貢献したとして今回受賞が決定しました。
■俳優生活を振り返り「素晴らしい冒険でした」
授賞式でスピーチを行った阿部さんは「何十年にもわたる私の俳優としての仕事を認めていただき、感謝しています。昔、子供のころに好きだったアニメの役のオファーを受けたのが、映画の魔法の世界への入り口でした。タイムスリップしてお風呂をデザインできたり、ロマンチックでありながら結婚できなかったり等々、たくさんのキャラクターに挑戦してきました」と、自身の俳優生活を回顧しました。
続けて阿部さんは「多くの国で、多くの才能ある人たちと、様々な役柄を演じることは、素晴らしい冒険でした。しかし、その中でも香港は特に私の心に残っています。それは、ここで映画を作った良い思い出があるからです。私の旅を支えてくれたすべての人に、感謝とお礼を言いたいです。懐かしさと感謝の気持ちを込めて、この賞を受け取ります。本当にありがとうございました」と感謝を述べました。