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DJ KOO「車ってやっぱりいいですね!」 高校時代に憧れた名車と対面

2023年8月5日 22:00
DJ KOO「車ってやっぱりいいですね!」 高校時代に憧れた名車と対面
DJ KOOさん

2023年でデビュー30周年を迎えた、ダンス&ボーカルユニット・TRFのリーダー・DJ KOOさん(61)が、デビュー年である1993年に登場した名車を振り返ったほか、高校生時代に憧れた名車とも対面を果たしました。

TRFは、1990年代に『BOY MEETS GIRL』など数々のダンスミュージックでミリオンヒットを連発し、ヒットチャートを席巻。日本の音楽シーンに、ダンスミュージックというジャンルを確立しました。

■“初代”の面影を感じる“6代目”

そんなTRFがデビューした1993年に生まれた名車の1つが『6代目 トヨタ セリカ』です。

1993年10月に発売された『6代目 トヨタ セリカ』は、全モデルが3ナンバーサイズとなり、高剛性化や軽量化を図った新設計のプラットホームにより、スポーツ性がさらに向上したモデル。フルタイム4WDモデルのGT-FOURはエンジンやシャシーの性能を飛躍させ、その卓越した資質をさらに進化させたニューマシンでした。

高校生時代から『初代 トヨタ セリカ』に憧れていたというKOOさんは、車体の後方部分を見て「昔のセリカはリフトバックがあったけれども、(6代目の)そういう傾斜は(初代からの)流れを感じますね」と初代の面影を感じていました。

そして、ハンドルを握ったKOOさんは「すごく馬力もあるし、ステアリングもついてくる感じで柔らかい。クラッチがすごくいいところで切れやすい」と楽しげに語りました。

■“革命”を起こした軽自動車

また、1993年に生まれた名車として登場したのが『初代 スズキ ワゴンR』。

1993年9月に発売、従来の軽自動車にはなかった車高の高いスクエアーボディーを生かすため、背もたれを立てたシート設計や大型ドアなどが採用されました。軽トールワゴンという新ジャンルを確立し、今日の軽自動車人気の礎を築いた歴史的な1台。ワゴンRの“R”には、Revolution(革命)とRelaxation(くつろぎ)という2つの意味が込められているそうです。

実際に乗り込んでみて、KOOさんは「意外に両手の可動範囲が良くて、何かを食べたり、自分空間がちゃんととれる」とリラックスしたようにコメントしました。

そして最後に登場したのは、KOOさん憧れの『初代 トヨタ セリカ』です。販売が開始されたのは1993年ではありませんが、KOOさんの夢をかなえるために登場しました。

1970年12月に発売された『初代 トヨタ セリカ』は、カリーナと共通のプラットホームにロングノーズ、ショートデッキのスタイリッシュな2ドアクーペのボディーを架装。日本車で初めてスペシャルティカーを名乗り、一世を風靡(ふうび)した名車で、『ダルマ セリカ』の愛称で親しまれています。

車を見たKOOさんは「えええ! 出たぁ!」とテンションMAXで驚いた様子。「ダルマですよ! これ乗りたかったんだよなめちゃめちゃ」と顔を綻ばせました。

さらに「高校生の時はこれ買っていたらヒーローですよ! ノーズ部分とダルマっぽい丸っぽさが(好きですね)」と興奮を隠せない様子で明かしました。

憧れの車のハンドルを握ったKOOさんは「これ気持ちいいなぁ! 車ってやっぱりいいですね!」と満面の笑みを浮かべ、「これがダルマの景色かぁ! “最高DO DANCE”ですよ」と楽しげにコメント。

前述の『6代目 トヨタ セリカ』と比較して「(同じセリカって感じが)します。これがルーツになっているんだろうなって感じがめちゃめちゃしますね。作った人の技術とスキルが入っていますよね」と感慨深そうに漏らしました。

最後に、デビュー年の名車を振り返ってKOOさんは「楽しかったですねぇ」としみじみ。「よみがえるというか、空気感と目に焼き付いている車のフォルムが思い切りフラッシュバックさせてくるんですね。画面を通してみるのと実際に運転するのは違いますよ」と満足げに語りました。

(8月5日放送のBS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴』を再構成)