天然の岩肌に無数の“ろうそく”…450年以上続く伝統の「沢田ろうそくまつり」が5年ぶりに開かれる 青森県弘前市
ほこらの岩肌に無数のろうそくを灯す「沢田ろうそくまつり」が5年ぶりに弘前市で行われ、参拝客が豊作や家内安全を祈りました。
旧暦の小正月に行われる「沢田ろうそくまつり」。
弘前市の沢田地区に450年以上続く伝統行事で新型コロナウイルスなどの影響で5年ぶりに行われました。
参拝客は岩山の中腹にまつられた沢田神明宮の岩屋堂を訪れろうそくを灯します。
天然の岩肌には無数のろうそくが灯され参拝客が静かに手を合わせ豊作や家内安全を祈っていました。
★参拝客中国からの留学生
「留学生だから世界が平和的な感じになるよう(祈りました)交流もしやすいので」
★参拝客
「神秘的で長く続いてきたお祭りを将来にも伝えたいなと思いました」
「言葉が出ないくらい美しくてとても感動しました」
★沢田ろうそくまつり実行委員会 三上昇 委員長
「伝統ある祭りは守っていかなければならないと改めて感じました」
境内では囃子にあわせてたいまつ行列も行われまつりを盛り上げていました。
訪れた人たちは山あいの里にろうそくや、かがり火の炎が醸し出す幻想的な世界に浸っていました。