ユニクロ“取引先労働実態”社長「残念だ」
中国の工場の労働環境をめぐる問題で、「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が20日、初めてコメントした。
「非常にびっくりしているし、残念だと思っています」-柳井会長兼社長はこのように述べ、NGO(=非政府組織)から“過酷な労働環境”を指摘された中国の取引先の工場の現状を憂慮した。一方で、「今回は例外で、中国の労働環境は決して悪くない」と強調した。
ファーストリテイリングは長時間労働については事実を確認できたとした上で、工場サイドに改善を働きかけている。