電気料金の家庭負担額を2割程度軽減へ 経済対策の政府案
政府が今週金曜日に閣議決定する経済対策で電気料金の支援策について家庭の負担額を2割程度軽減する方向で調整していることがわかりました。
経済対策の政府案では電気料金について、1キロワットアワーあたり家庭で7円、企業等で3.5円を支援します。標準的な電気使用量の家庭では、月に2000円から3000円程度安くなると見込まれています。
支援による値下げ分は電気料金の明細書に記入される方針で、来年1月以降、できるだけ早期に始めるとしています。都市ガスについても、1立方メートルあたり30円を支援します。これにより使用量が標準的な家庭で、ひと月900円程度安くなります。
一方、ガソリン価格を抑えるための補助金については、来年1月以降も見直しをしつつ実施するとしていますが、6月からは段階的に減らす方針です。