岸田首相「たえず考える」 LPガス負担軽減策めぐり
国会では、政府の総合経済対策をめぐり、野党側が岸田総理大臣に対し、都市ガスだけでなくLPガスについても負担の軽減策を求めました。中継です。
岸田総理は、都市ガスに続いて、LPガスについても軽減策を講じる可能性に言及しました。
立憲民主党・後藤祐一議員「大都市部でだいたい都市ガスを使っていて、そうでない地方でLPガス使ってる場合が多いんですよ。これLPガス入れなかったら、地方置いてかれてるって感じじゃないですか。総理、これちゃんと入れてやれませんか」
岸田総理「今言った問題点があるとしたならば、別の形でそういったエネルギーに対する支援ができないか。これは絶えず考えていくべき課題であると思います」
西村経済産業大臣は、「LPガスの値上がり幅は1割程度と、相対的に低い」とした上で、事業者の6割ほどが中小零細事業者だとして、「事務負担もかかる点も含め対応を考えたい」と述べました。
一方、岸田総理は、「エネルギーの種類はたくさんあるが、優先順位をつけて具体的な政策を用意していきたい」と述べました。