10年物国債利回り、0.75%まで一時上昇 2013年9月以来、約10年ぶり
国内債券市場で午前、長期金利がおよそ10年ぶりに一時、0.75%まで上昇しました。
28日の債権市場で、長期金利の指標となる10年物国債の利回りは一時、0.75%をつけ、2013年9月以来およそ10年ぶりの水準まで上昇しました。
アメリカの金融引き締めが長期化するとの見方を背景に、アメリカの10年物国債の利回りが上昇した流れを受けたものです。
世界的に金利の上昇傾向が強まる中、将来的に日本の金利も上昇していくのではとの思惑から、債券が売られ、利回りが上昇しました。
日本の長期金利は今年7月に日銀が金融政策を修正して以降、上昇傾向が続いていて、今後、固定型の住宅ローン金利などにも影響する可能性があります。