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杭データ改ざん問題 三井住友建設が初謝罪

2015年11月11日 17:28
杭データ改ざん問題 三井住友建設が初謝罪

 神奈川県横浜市の大型マンションが傾き、杭(くい)のデータが改ざんされていた問題で、工事の元請け会社の三井住友建設が11日午後、決算会見を行い、初めて公の場で謝罪した。

 三井住友建設・永本芳生副社長「住民の皆さまに大変ご心配、ご迷惑をおかけしておりますことを、心より深くおわび申し上げる次第であります」

 決算会見の冒頭で、三井住友建設の永本副社長らは、データ改ざん問題について初めて公の場で陳謝した。

 会見で三井住友建設は一連の問題の経緯を説明した上で、問題発覚以降、一度も会見を開かなかった理由については、「住民の安全と安心を最優先にしたため」と話した。

 今後の業績への影響について三井住友建設は、対策や追加調査などにかかる費用について、現時点で計上することはできないとしている。

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