通年採用向け知恵を…同友会・小林代表幹事
多くの日本企業が、4月に一斉入社というスケジュールをとる中、経済同友会の小林喜光代表幹事は12日、グローバル競争の中で、通年採用に向けて知恵を出していくべきだとの考えを示した。
経済同友会・小林喜光代表幹事「採用とて必要なときに必要な人を採るっていうのは世界の常識ですよ。もうちょっと通年採用へのステップとして、もっと知恵が出ないものかなという思いはある」
経済同友会の小林代表幹事は、今、多くの日本企業が入社時期を4月に固定させている中で、通年や年に複数回など、採用活動の柔軟化に向けて検討していくべきだとの見解を示した。
これは、経済界や学校関係者、政府で、大学生の採用面接の時期を見直していることを受けたもの。来年は、企業の採用説明会は今年と同様、3月に始まるが、面接は今年より2か月程早い、6月頃になる見通し。