日経平均70円安 終値1万8916円
21日の東京株式市場で日経平均株価の終値は先週末比70円78銭安の1万8916円2銭だった。
先週末の米・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価が360ドル以上と大きく値を下げた流れを引き継ぎ、21日の東京市場でも取引開始直後から幅広い銘柄が売られた。
背景には、先週アメリカで利上げが発表されたことや原油価格の下落がある。利上げにより新興国の経済が失速するのではないかという不安感と原油安により中国経済の減速が改めて意識されたことでリスクを回避するための売り注文が広がった。
株価は一時、300円以上値を下げたが、値ごろ感から株を買い戻す動きも入り、取引終了にかけては下げ幅を縮めた。
東証1部の売買代金は、概算で2兆5382億円。東証1部の売買高は、概算で23億5580万株。