×

孫社長、IoTに意欲“巨額買収”狙い語る

2016年7月20日 2:30
孫社長、IoTに意欲“巨額買収”狙い語る

 ソフトバンクグループの孫正義社長は19日夜、日本テレビの取材に応じ、イギリスの半導体大手「ARMホールディングス」の買収によって、自動車メーカーへのIoT技術の提供に積極的に打って出る姿勢を示した。

 「世界中の様々な自動車メーカーにIoTの技術を提供することによって、世界中の自動車メーカーがより安心安全、快適な運転ができるようにということが実現できるようになると思いますね」-孫社長はこのように述べ、ARMの半導体を活用したIoT(=あらゆるものをネットにつなぐ技術)を自動車メーカーに積極的に提供し、自動運転技術の発展に関わっていく意欲を示した。

 ソフトバンクは、スマートフォンなどに使う半導体設計の分野で世界一のシェアを占めているARMを買収することで、世界で急拡大するIoT分野で主導権を握ることを狙う。