NYダウ27ドル安 原油一時40ドル割れ
1日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は原油価格の下落から石油関連株が値を下げ、ダウ平均株価の終値は先週末比27ドル73セント安の1万8404ドル51セント。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は22.07ポイント上がり、5184.20だった。
1日は原油の先物価格が一時、約3か月ぶりに1バレル=40ドルを割り込んだ。世界的に原油の在庫過剰状態が続くとの観測が広がったためで、これによりダウ銘柄では石油関連株が売られた。一方でハイテク関連の株が買われ、ナスダック総合指数は5営業日連続で上昇し、約1年ぶりの高値となった。
市場関係者は、「ここ最近警戒されていたハイテク関連株の決算内容が良かったことなどから、ダウ銘柄を売ってナスダック銘柄を買う動きが見られる」と話している。