上半期の経常収支 9年ぶりに10兆円超
海外とのモノやサービスなどの取引を示す、今年上半期の日本の経常収支は、10兆円以上の黒字となった。
財務省によると今年1月から6月の日本の経常収支は10兆6256億円の黒字となり、去年の同じ時期に比べて、31.3%増加した。原油価格の大幅な下落などにより、貿易収支の輸入額が、6兆円以上減少したことが主な要因。
黒字が10兆円を超えるのは、リーマンショック前の2007年上半期以来、9年ぶり。また6月の経常収支は9744億円の黒字で、24か月連続の黒字となった。