７日の東京株式市場で日経平均株価は大きく値を上げ、終値は先週末比２７１円８５銭高の１万７１７７円２１銭。

　アメリカ大統領選でクリントン候補がメール問題で訴追されないことがわかり、アメリカの政治や経済の先行きへの懸念がやわらいだことから、外国為替市場ではドルが買われ、円安が進んだ。これを受け、東京市場では輸出関連株を中心に幅広い銘柄が買われ、ほぼ全面高の展開となった。

　ただ、アメリカ大統領選の投票を目前に控え、市場には様子見ムードも広がっており、一日を通じて値動きは小さかった。

　東証１部の売買代金は概算で１兆９７１６億円、売買高は概算で１７億６１６３万株。