「トランプリスク」日本経済への影響は?
米大統領選はトランプ氏がリードしている。日本経済への影響はどうなるのか?東京証券取引所から中継。
株式市場もトランプ氏のリードで大きな打撃を受けた。日経平均株価は取引開始直後はクリントン氏優勢が伝えられ大きく値を上げたが、終値は前日比919円安い1万6251円だった。
株価下落の要因は「トランプリスク」。トランプ氏が大統領になった場合、何をするかわからない、経済がどうなるのかわからない「不透明感」を指している。アメリカが描いていた経済回復のシナリオが変わる可能性が高いという不安感から、9日はドルが売られ1ドル=101円台まで円高が進んだ。
■日本経済への影響はどうなるのだろうか?
人口減少で日本の市場が縮小する中、日本企業は海外での利益拡大を目指している。しかしトランプ氏が支持されている理由は、グローバリズムの反対の保護主義から、アメリカの貿易額は増えないという見方もある。トランプ氏リードの中、もし大統領になったらまわりにどんなブレーンがつくのかなど、実際にどんな経済政策になるのか、企業も市場も固唾(かたず)をのんでいる状況だ。