NYダウ OPEC原油減産合意で小幅続伸
先月30日のアメリカ・ニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、OPEC(=石油輸出国機構)の原油の減産合意を受けてエネルギー関連株を中心に値を上げた。
先月30日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価の終値は、前日比1ドル98セント高の1万9123ドル58セントで取引を終えた。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は56.24ポイント下げて5323.68だった。
この日は、OPECが原油の減産に合意したことで供給過剰に対する懸念が和らぎ、原油の先物価格は大きく上昇した。ニューヨークの原油市場でWTIの先物価格は前の日より9%以上、急上昇。1バレル=49ドル台の高値を付けたことを受け、エネルギー関連株は値を上げた。
また、トランプ次期大統領の金融の規制緩和への期待からゴールドマン・サックスなどの金融株も買われた。ダウ平均株価は、一時、取引時間内の過去最高値を更新している。一方、マイクロソフトやアップルなどのハイテク株は軒並み下落した。