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平成21年のヒット商品は?ノンアルビール

2019年1月7日 15:32
平成21年のヒット商品は?ノンアルビール

ヒット商品で振り返る「さよなら平成」。今回は平成21年(2009年)。


10位 常識破りの価格 990円ジーンズ

9位 結露もやけども心配無用 蒸気レスIH

8位 文字打ちに特化したデジタルメモ ポメラ

7位 メンズのおしゃれアイテム ウーノフォグバー

6位 東大合格者ノートを基に開発 ドット入り罫線(けいせん)ノート

5位 仏像界のイケメンにみんなとりこ 国宝 阿修羅展

4位 店頭からマスクが消えた 抗インフルエンザグッズ

3位 みんなで冒険に出かけよう ドラゴンクエストIX 星空の守り人

2位 完全ノンアルコールビール登場 キリンフリー

1位 トヨタとホンダのハイブリッド競争 プリウス&インサイト    


注目は2位の「キリンフリー」。これはキリンが発売した“ノンアルコールビール”。それまでの“ノンアルコールビール”は1%未満のアルコールが含まれていた。しかし、この商品は“0.00%”。

街の声は「飲んでも車の運転ができる」「子育て中でも飲める」と爆発的に売れた。

その後、各メーカーも“0.00%”に舵(かじ)を切り、競争は“いかにビール感を出すか”になっていった。

しかしノンアルとはいえ仕事中に飲むのは抵抗感があるという声もあった。そこでサントリーは2018年、ペットボトルに入った“ノンアルビール”を発売した。しかも透明にしてビール感をなくし、炭酸飲料感覚で飲めるようにした。

しかし、ひとつ疑問が…“ノンアル”にもかかわらず、こんなただし書きが“この商品は20歳以上の方の飲用を想定して開発しました”。

キリンビール広報・佐藤啓太さん「未成年者が飲んでも法律違反にはならないが、未成年者がノンアルコールビールを飲んだ場合、アルコールの入った本物のビールを飲みたいという興味を持って未成年飲酒につながる恐れがある」

“ノンアルコールビール”は、大人のたしなみなのだ。

【the SOCIAL さよなら平成より】

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