宇宙旅行ができる時代がもう目の前に?
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知っておきたいデータや情報をひもとく「input」。今回のテーマは「有人宇宙旅行の実現は?」。GITAI創業者兼CEOの中ノ瀬翔氏に話を聞いた。
今週11月25日の月曜日。有人宇宙飛行を目指しているスペースウォーカー社は有翼ロケット実験機の発射を計画していましたが、天候の影響により、打ち上げは延期となりました。しかし今後も実験を重ねて、宇宙旅行機を2027年に、初飛行させる計画をしています。
――中ノ瀬さんは「宇宙で働くロボット」を開発していますが、一般人がこうやって「宇宙旅行」に行くことについては、どう思われていますか?
いよいよ一般の人でも、お金を払えば宇宙にいける時代は目の前にあると思っています。実際、アメリカの宇宙旅行を提供しようとしているヴァージン・ギャラクティック社がこの前、宇宙企業としては初めて上場しました。「宇宙旅行」は「宇宙」の中でも1番ホットな分野だと思います。
――大きな一歩ではありますよね。間もなくということですけれども、いつ行けるのでしょうか?
彼らはいつも、あと半年くらいというんですが、あと1~2年くらいの間とみた方がいいかなと思っています。実際、700人くらいの人が、ヴァージン・ギャラクティック社の宇宙旅行のチケットをもう買っているんですね。
だいたい1人、数分だけ宇宙に行って、無重力を体験することしかできないんですが、それでも2000万~3000万くらいかかるんです。それでも700人がすでに払っているんですよ。すごいなと思って、別に僕は行きたくないんですけど(笑)。
――何で、宇宙に行きたくないのですか?
僕は行きたくないから、ロボットに行かせようとしているので(笑)。観光にはそんなに僕は興味がないんです。宇宙で働かせてもらえるのなら、ぜひ行きたいですけど。
――素晴らしい技術を宇宙に送り届けるという役目ですね。
はい。地上から送り出します!
【the SOCIAL inputより】