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来年度予算案 約102兆6600億円に

2019年12月18日 14:01
来年度予算案 約102兆6600億円に

政府は来年度予算案の一般会計の総額を過去最大の約102兆6600億円とする方針を固めた。

18日朝、麻生財務相と高市総務相の予算折衝が終わり、予算の大枠が固まった。

社会保障費は今年度より1兆7000億円程度増えて、35兆8000億円程度となる。社会保障費については高齢化による伸びを4100億円程度におさえることが決まったが、一方で、幼児教育と保育の無償化、来年春から始まる高等教育の無償化などの費用が新たに加わり、過去最大を更新する。

また、相次ぐ自然災害を受け、防災・減災といったインフラ強化や、マイナンバーカードを使ったポイント還元策などを盛り込んだ新たな経済対策に1兆7800億円程度を計上する。

防衛関係費も5兆3000億円規模と過去最大となる見込みで、来年度予算案の一般会計の総額は102兆6600億円程度となり、過去最大を更新する見通し。